手形を漆絵に!

輪島キリモト企画展@日本橋三越【スーベニアプロジェクト】手形を漆絵

8月13日(土)、14日(日)に日本橋三越で開催されていた輪島キリモトさんの企画、「漆のカップに手形を漆絵で描きます」にお邪魔してきました。

この日は桐本泰一さんが実演されるという事で、朴の木を使った「スプーン」6種類の木地仕上げと拭き漆仕上げを実演をしながら、木や漆家具、漆絵、名入れなど特注、傷んだ漆器のご相談などにも気軽に応じていただけます。

「漆器はどうやって乾かすのか?」
「どんな漆器をどう直すのか?」
「漆器を普段使うことって?」

など、まだ漆器を使った事のない方から、使っている漆器をどのように手入れしたら良いのかなど、桐本さんが丁寧に分かり易く(面白おかしく)説明していただけます。

私たちもまだまだ漆器については知識が浅はかなのにも関わらず、輪島特有の珪藻土の話しや、修復についてのお話など、とても勉強になりました。
知れば知るほど、漆器の魅力に惹き付けられていきます。
輪島キリモト企画展@日本橋三越【スーベニアプロジェクト】手形を漆絵

さて、 本日もうひとつの企画である「漆のカップに手形を漆絵で描きます」は、大人の方々をはじめ、お子様の手形を取って、それをカップの外側に、手形の外形を漆絵で描きます。
世界にひとつだけの、思い入れるのあるカップができあがります。

子どもの頃から漆器を使う習慣をつけられる事は、「気持ち良い、心地良い。」モノを扱うという感性を磨けるので、大変意義のある事だと思います。

子供用の小さいカップでも、大人になるまでずっと使えます。
子どもの頃はご飯を食べていた器が、大人になったらアイスクリームを食べる器になっているかもしれません。

ずっと使える器として、漆器を使ってみてはいかがですか?

スーベニアプロジェクトでは、桐本さんと何かワークショプができないかと考えています。

・コドモとうるし
・夏休み「漆の自由研究」
・輪島へ「うるし修復ツアー」

などなど、企画中です。
皆様からも「こんな漆の企画がやりたい!」というのを募集します!
是非、うるしのある生活を送ってみてください。

スーベニアプロジェクト『Yoshiharu KOIKEDA』

Yoshiharu KOIKEDA

▶ ART DIRECTOR / DESIGNER

1978年生まれ、桶川育ち。文化服装学院流通専攻課程スタイリスト科卒。バイクで日本一周を敢行。2003〜2008年の間、イギリスに留学。LSC、Central Saint Martins College of Art & DesignでGraphic and Industrial Designを専攻。2008年に帰国後、シミコムデザインを設立。2011年にスーベニア・プロジェクトを始動。

Twitter:@shimicomdesign

輪島キリモト企画展@日本橋三越【スーベニアプロジェクト】手形を漆絵

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