「いのちをたべる」ということ。

「いのちをたべる」ということ。【スーベニアプロジェクト】Our Daily Rice.

9月1日に解禁した和歌山県太地町の「鯨の追い込み漁」。

国際的な批判の標的となり国内でも賛否両論ありますが、まずは自ら太地町まで足を運びその土地の方々とふれあい、現実をみて感じていただきたいと個人的には思います。

鯨漁は日本各地で行なわれておりますが、各地の捕獲数は国の定める基準以下です。
水産庁が報告している『平成20年 小型鯨類の漁業と資源調査』はネットで簡単に調べられます。
その数字をみてどうやったら「大量虐殺」と言えるのでしょう。

太地の方々は実際にクジラ肉もイルカ肉も食べます。
いまでも貴重な食べ物として、食卓にあがります。

私も実際に今年3月にお世話になった由谷さんのご実家でクジラ肉もイルカ肉もいただきましたが、誰よりも食べ物に対して感謝の気持ちを表しているのは、由谷さんご家族でした。

「いのちをたべる」

私の人生で一番、その言葉を強く感じる瞬間でした。

今ではどこでも簡単に食べ物を手に入れられる時代となりましたが、悲しいことに「命を食べている」という実感はわきません。

私たちは日本各地を訪れていますが、地域の方々の「いただきます」には時折、鳥肌が立ちます。

海産物であれ農産物であれ、恵みに感謝し、それを食して我々は生活しているんだという気持ちが、「いただきます」には込められています。

太地町を訪れてから、私も普段の生活からできる限り「いただきます」に気持ちを込めるようになりました。

何気なく食卓にあがる野菜でも、まごころを込めて作ってくださった生産者の方々がいること。

そんな「いただきます」を日本国内に、世界中に広めたいと思います。
「いただきます」は日本古来より伝わる、世界に誇れる文化なのですから。

 

関連ニュース:「生活と誇り守りたい」 和歌山・太地町で追い込み漁、9月1日解禁 (産經新聞)