タビモノ 2011:金沢 – 加賀 – 輪島 vol.10「雪夜の金澤」

雪夜の金澤

この日集めた資料が両手を塞ぐ頃、
日中降り続けた大雨も、
日が暮れれば大雪になり、
一度ホテルに戻ることに。

そして、フロントで郷土料理が食べられる
居酒屋を尋ね、夜の金沢へと繰り出した。

我々が向かったのは、地酒も呑める片町にある郷土料理屋『八兆屋』。
加賀野菜を使った、「加賀蓮根のはす蒸し」。
奥能登舳倉(へぐら)屋の魚醤を使用した「奥能登いしる鍋」。
今が旬の「寒ブリの造り」。
北陸地方の名産「へしこの炙り」などなど、
郷土の味を堪能させていただきました。

郷土料理屋『八兆屋』

どうして、 魚醤「いしる(いしり)」などの調味料が全国に広まらないものか?
日本酒が止まらなくなる「へしこ」が広まらず、日本人はアンチョビを食すのか?

その理由は、パッケージとブランディングだと思います。

我々も道中、これらの郷土特産品をお土産に買って帰ろうと考えていましたが、結局のところ、デザイン性の保たれた商品に出会えませんでした。
そのため、「いしる」に至っては最後まで購入に踏み切ることができず、諦めざるを得ませんでした。

東京の某高級スーパーなどに、デザイン性の高い「いしる」や、「へしこのオイル漬け」などの商品が並んでたら、 手に取って見る消費者は多いでしょう。
そうやって食していただければ、絶対に美味しいのは間違いないのですから!

もし、この記事を読んでいただいた生産者の方々の中で、商品の新パッケージの開発、リデザイン、ブランディングなどを考えたいな。っと思った方がおられましたら、ご相談下さい。

スーベニア・プロジェクトは、そんな役割で地域の方々、製品と関わっていきたいと思います。

スーベニアプロジェクト『Yoshiharu KOIKEDA』

Yoshiharu KOIKEDA

▶ ART DIRECTOR / DESIGNER

1978年生まれ、桶川育ち。文化服装学院流通専攻課程スタイリスト科卒。バイクで日本一周を敢行。2003〜2008年の間、イギリスに留学。LSC、Central Saint Martins College of Art & DesignでGraphic and Industrial Designを専攻。2008年に帰国後、シミコムデザインを設立。2011年にスーベニア・プロジェクトを始動。

Twitter:@shimicomdesign