タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野の鼓動を感じる」

熊野古道へ【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

海が見える素敵なホテルから見えた空は灰色だったけれど、
夜中に勢いよく降り続いた雨も止み、熊野最終日を迎えました。

この日のスケジュールは全て名ガイド哲さんにお任せ。
ホテルまで車で迎えに来ていただき、
哲さんの運転で熊野の山間を走る走る。
止まって熊野の歴史や物語りあるところへ案内していただき、
また車に乗り込み移動。
本宮では、熊野サイダーで有名な熊野鼓動に立ち寄り、
横瀬社長さんに工場を見せていただきました。

この日行った場所は以下の通り。

鳥の巣から神島を望む

野中の清水

継桜王子・野中の一方杉

秀衡桜

阿倍晴明とめ石

(有)熊野鼓動

ちちさま

七越の峰

熊野本宮大社

大斎原

世界遺産熊野本宮館

田中神社

八上神社

田辺

鳥の巣から神島を望む【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 海に浮かぶ神島【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

一日目に南方熊楠顕彰館にて神島のことを知り、とても興味を持ちました。
その神島を本土の一番近い場所、鳥の巣より望み、
神島のパワーを少しだけ感じた気がしました。

野中の清水【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 峠の茶屋・継桜王子【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 峠の茶屋・継桜王子【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 野中の一方杉【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 野中の一方杉【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

継桜王子にある野中の一方杉には樹齢800年程の9本ある杉の木が全て同じ方向を向いて堂々と立っています。
かつては40本あったとういう杉の木。
そのまま残されていたらどれほど壮大な景色だったことか。
そうやって想像しながら熊野を巡るのも楽しみの一つですね。

熊野サイダー・熊野鼓動【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 熊野サイダー・熊野鼓動【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

次に訪れたのは、本宮を拠点とする『熊野鼓動』さん、
もはや全国区の人気を誇る「熊野サイダー」や「熊野しそサイダー」をはじめ、
地産地消 の商品を数多く製造販売されている、和歌山を代表する企業様です。

工場へ到着すると、横瀬社長にお出迎えしていただき、
会社のロゴにもなっているトレードマークのヤタガラスや、パッケージなどのデザインは、
横瀬社長自らがデザインされたと言うのだから、頭がさがります。

熊野本宮・釜餅(よもぎ)・熊野鼓動【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 熊野番茶・熊野鼓動【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

工場に隣接された外のテラス席で商品でもある、「熊野本宮・釜餅(よもぎ)」や「熊野番茶」を戴きました。

「これはあそこの茶畑で採れた番茶、よもぎはあそこの…」と、ご説明を受け、

本当に熊野の味覚がふんだんに詰まっている商品なんだと感動いたしました。
そして、もちろん美味しいのです。

工場見学・熊野鼓動【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

この日は工場はお休みでしたので、稼働している様子は拝見できませんでしたが、
設備も揃っており、とてもキレイでクリーンな工場です。
ほのかにしその香りが漂い、思わず笑みがこぼれてしまいますw。

その後、横瀬社長から近くにパワースポットがあるということで、連れて行ってくれました。
工場から車で5分ほど走ったところ、マイナスイオンが出まくっているような、
緑が奥深い沢沿いをあがってゆきます。

すると、でた!

ちちさま【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 乳古良石(ちごらいし)【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

町の天然記念物にも指定されている2つの石は、
人工的に作られたものではなく、自然とできたものだというのだから驚きです。
「乳古良石(ちごらいし)」と呼ばれ、乳の少ない婦人が立願すると乳が出るようになると伝えられているそうで、
「安産の神」「子育ての神」として信仰され、「ちちさま」とも呼ばれているようです。

 

「そろそろ、お昼しようか。とっておきの場所で!」

ということで向かったのは、
険しい山道を車でグングン登り、 最後は車を降りてキツイ階段を登ると…
七越の峰【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

先ほどまで、いろいろと見て回った本宮の街並みが、眼下に広がります!

ここ「七越の峰」は、地元民に愛されている絶景スポットらしいです。

芝生の上に腰かけて、七越の峰から本宮一帯を見下ろし、熊野名物のめはり寿司をいただきました。
なんて贅沢なのでしょう!

ご飯を高菜で包んだめはり寿司は独特な歯ごたえと高菜の風味がとても美味しく、
また熊野の景色がより一層味を引き立たせてくれました。

その後、昼食を食べながら見下ろしていた熊野本宮大社へ足を運びました。

熊野本宮大社【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 熊野本宮大社【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 熊野本宮大社【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」 熊野本宮大社【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

立派な石段を登り切ると、華やかではないのですが、
社が重々しく、厳かで、歴史深い本宮大社が現れ、
その姿に思わず足を止め、少しの間見入ってしまいました。

熊野本宮大社【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

世界遺産熊野本宮館【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

美しい建築物である世界遺産熊野本宮館を訪れた後、横瀬社長と別れ、再び田辺へ。

道中、熊野スコールとも呼ばれるであろうか、激しい雨に撃たれるも、てつさん曰く、

「熊野の雨は、こんなもんじゃないですよ」っと一蹴。

田中神社【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」

田辺に着く前に、「ちょっと時間があるから」と田中神社と八上神社を案内して頂きました。
田中神社は全体が藤の森で覆われており、引いて見ても、寄って見ても吸い込まれそうな不思議な魅力があります。
この場所も熊楠が守った森の一つだそうです。
熊野に点在する多くの神社の中で、田中神社は地味な存在かもしれませんが、この場所はとても神聖な感じがしました。

田中神社【スーベニアプロジェクト】タビモノ 2011:熊野 vol.4 「熊野を感じる」"

日も暮れ始めたころ、最後は田辺に戻り、田上米穀店の田上社長さんより
焼きサバ寿司と海鮮太巻きのお土産をいただき、
見送られながら、紀伊田辺の駅を後にしました。

今回は、名ガイド哲さんのおかげで、
熊野を満喫し、また歴史や信仰を感じることができました。

熊野を感じた3日間。
建物や自然にも熊野の歴史、信仰は多く残っていましたが、
私が一番印象深かったのは、熊野の人たちの信仰深さや礼儀深さでした。
この土地の人たちはよく手を合わせる。
神に向けて、自然に向けて、食事に向けて。
日本人には当たり前であったはずが、現代のスピード社会では省かれてしまっているのではないだろうか。
熊野の歴史は、熊野の人々の厚く深いココロによって守られているのを感じました。

 

【旅のモノ語り:2011.3.21】

スーベニアプロジェクト『Mika KOIKEDA』

Mika KOIKEDA

▶ SALES MANAGER / PR

1984年生まれ、安曇野育ち。19歳の時にイギリスへ留学。London Institute Of Technology & Researchに通い約一年間海外生活を経験。日本の良さ・田舎の大切さを実感する。子どもたちに触れ合う仕事に就いたのをきっかけに、次世代の未来を考えるようになり、2011年スーベニア・プロジェクト立ち上げる。休日は東京に住みながらも自然がたくさんある場所に行こうとする傾向あり。