
珠洲と書く地名。
石川県の方には当たり前と笑われると思いますが、これで「すず」と呼びます。この地には400年もの間、受け継がれてきた塩作りがあります。
今もその当時の「揚げ浜」とほぼ同じ方法での製塩法で作られています。



揚げ浜式製塩が現存するのは珠洲市だけで、国の重要無形文化財に指定されています。
ここ塩田村は塩の資料館、塩の生産販売、物販・情報発信機能をもつ道の駅で、実際に晴れている日は塩作り体験なども出来きます。
実際に私も映写室で「塩の作り方ビデオ」を見た後、職人の方自ら説明をして頂きました。とても貴重な経験をさせて頂きました。

ここで作られる、とても貴重な塩を使った新しいプロダクト「塩サイダー」
パッケージデザインもとても可愛いと思います。
私も頂きましたが、塩がいい具合にサイダーの甘みを引き出し、どこか懐かしいようなコクを感じさせる味でした。
歴史と伝統を受け継ぐ会社の新たなる試み。今後の塩商品にも期待です。


Hirotsugu KUMAGAI
▶ 地域プロデューサー
1984年生まれ、横浜育ち。2004〜2008年の間、イギリスに留学。London College of Fashionで Buying & Merchandisingを専攻。帰国後、大阪に本社のある飲食業で就労の後、スーベニア・プロジェクトに加わる。趣味は球技。フットサルチームを経営しつつ、誘われた球技に参加。スノボやサーフィンなどの横ノリ系も大好物。
Twitter:@kuma8145