国道249号線の海沿いの道。輪島と曽々木の中間辺りを車で走っていると、小さな田が幾何学模様を描いて海岸まで続く風景に出会います。
棚田を見下ろす所には「道の駅・千枚田ポケットパーク」というレストハウスがあり、観光客には嬉しい休憩所も隣接しています。
テレビや雑誌などでは何度か見ていましたが、実際目にするのとでは大きな違い。
感想をストレートに書くと、頭の中がスーッと研ぎすまされる間隔でした。
海から吹き抜ける潮風、過酷な環境で育つ農作物は、しっかりとした生命力を宿したモノが収穫できるのでしょう。
「幾何学模様」計算されているようでされていない。。。されていないようでされている。。。 なんとも言えないバランスです。
この風景を次の世代に残せるのであろうか?
外から来た人間が観光感覚で言うのは、とても無責任なことかもしれないですが、素直に残っていって欲しい風景でした。
秋には実った米、冬には厳しい雪景色。
能登の自然は四季折々で様々な表情を見せてくれそうです。
この時期だけではなく、秋、冬にも来させて頂きます。
Hirotsugu KUMAGAI
▶ 地域プロデューサー
1984年生まれ、横浜育ち。2004〜2008年の間、イギリスに留学。London College of Fashionで Buying & Merchandisingを専攻。帰国後、大阪に本社のある飲食業で就労の後、スーベニア・プロジェクトに加わる。趣味は球技。フットサルチームを経営しつつ、誘われた球技に参加。スノボやサーフィンなどの横ノリ系も大好物。
Twitter:@kuma8145