昨晩、表参道のSMOKEで行なわれた月末恒例のイベント「LAST THURSDAY」。
今回は『BOSO NIGHT』ということで、参加してきました!
いま千葉の房総では新しいムーブメントが起こりつつあります。
都心でこれまで働いていた若いアーティスト、クリエイター、デザイナー、編集者などが、千葉の外房に移り住み、農業やサーフィンをやりながら、子育てと仕事を両立するというライフスタイルを確立し始めたことが背景にあります。
人口の半分以上が都市からの移住者で占めるようになった房総の町なんてのもあります。
そのような都心からの移住者達はその土地に根付き、以前より生活している地元住人の方々と、
うまく交流を図っていることが、外の住んでいる者からみると羨ましかったりするのでしょうね。
そもそも私が何故、そんな房総のコミュニティーに入っているのかと言うと、昨年11月に参加した『Green Drinks BOSO』で「Farm Campus」を訪れたのがきっかけでした。
農業生産法人FARM CAMPUSは、千葉県長生郡長生村にある無農薬栽培の会員制農園で、毎月第3日曜日に新しい農業スタイルに関心のあるグリーンなキーパーソンを集めて『Green Drinks BOSO』というイベントを開催してます。
私たちが初めて参加したきっかけというのも、
「デザインのチカラで日本の農業を変えられないか!」
っと、モヤモヤした考えが頭の片隅に思い浮かんでいたから。
そんなにかしこまった気持ちではなく、とりあえず行ってみようと。。
そんなこんなで集まったのはざっと20人くらい。
ゆる〜い感じで自己紹介が始まったのですが、驚いたことに、、
参加者の8割がデザイナーではないですか!
こういうところに集まってくるデザイナーって、意識や感度が高いのでしょうね。
常に時代を感じ、それに危機感を持っているから、自らが動き出す。
話してみると、みなさんの熱い想いが次から次へと湧いてきて、初めて会った方々なのにこれほどまでに共感できることが驚きで、いくら話してもネタが付きません。。。
そんなわけで、その日のイベントはあっという間に陽が暮れ、残念ながらタイムアップでゆっくりとお話ができなかった参加者の方々もおられたので、今回の房総イベントに参加したという経緯です。
昨晩は以前お会いした方々に再会することができ、その方々を通じてまた新しい友人を紹介していただいたり、お酒や料理をはさみながらトンと話しが弾みました。
話しの中ではスーベニアプロジェクトの取り組みについて、一緒に参加していただいきたいデザイナーさんに声をかけてみたり、ジュエリーデザイナーさんに新しいプロダクト製作の相談をしてみたり、多くの方々に共感いただき、改めてこのプロジェクトの意義を見つめ直すことができました。
皆様、応援いただきありがとうございます。
やはり高い意識を持ってイベントに来られた皆様だけあって、みんな同じ方向を向いています!
スーベニアプロジェクトは私が発案者ではありますが、さまざまな業種の方々、地域の方々に参加していただき、一緒に育てていければ良いと思っています。
そろそろ、このプロジェクトにご賛同いただける方々に集まってていただける場を設けようかと考えています。
(何処か良い場所がありましたらご紹介くださいw。 )
その際はみなさんも周りの方々を巻き込んで、是非ご参加くださいね!
Yoshiharu KOIKEDA
▶ ART DIRECTOR / DESIGNER
1978年生まれ、桶川育ち。文化服装学院流通専攻課程スタイリスト科卒。バイクで日本一周を敢行。2003〜2008年の間、イギリスに留学。LSC、Central Saint Martins College of Art & DesignでGraphic and Industrial Designを専攻。2008年に帰国後、シミコムデザインを設立。2011年にスーベニア・プロジェクトを始動。
Twitter:@shimicomdesign