「Souvenir Project」構想を立ち上げてから、
1番最初にお話を聞きたいと思った漆器店様に、
事前にアポイントを取り、今回お時間をいただくことができました。
今の段階では企業様のお名前を、
この場で公開することは控えさせていただきますが、
代表様にはとてもご丁寧に対応いただき、
何も知らない、まだ何もカタチになっていない
我々を相手に、真意に耳を傾けていただきましたことを、とても嬉しく感じます。
また、お忙しい中、
職人さんにもお話を通していただき、
滅多に入ることの出来ない工房の中、
それから作業工程なども丁寧に教えていただきました。
職人さんが一度、木工に手を加えると、
まるで生きているかのように、
製品に命が宿ります。
誰もマネをすることができない、
ヒトからヒトへと受け継がれたその技術は、
まさに伝統工芸そのもの。
日本の「ものづくり」に対するココロはまだ残っています。
我々がそのココロをモノを通じて、
表現しなければなりません。
残さなければなりません。
伝えなければなりません。
それが、「Souvenir Project」の使命です。
Yoshiharu KOIKEDA
▶ ART DIRECTOR / DESIGNER
1978年生まれ、桶川育ち。文化服装学院流通専攻課程スタイリスト科卒。バイクで日本一周を敢行。2003〜2008年の間、イギリスに留学。LSC、Central Saint Martins College of Art & DesignでGraphic and Industrial Designを専攻。2008年に帰国後、シミコムデザインを設立。2011年にスーベニア・プロジェクトを始動。
Twitter:@shimicomdesign