2011年10月30日、「いばらきデザインフェア2011笠間展&いばらきデザインマルシェ」にいってきました。
まず、訪れたのは笠間工芸の丘。
今年3月1日に行われた「いばらきデザインセレクション巡り@笠間」以来となります。
笠間工芸の丘に着いたのは午前11時前、いまにも雨が落ちてきそうなあいにくの天気でしたが、
すでに「いばらきデザインマルシェ」オープンしており、
これまでいばらきデザインセレクションに選定された商品や作り手の方々がお店を構え、
茨城県内外から訪れたお客さんと接し、商品のデモンストレーションなども行い、会場は大勢の方々で賑わっていました。
会場内では、
「ワークショップ3D折り紙にチャレンジ!キャンディボックス・クリスマスツリー」
「はっぱスタンプでつくるおさんぽきんちゃくワークショップ」など、
大学生が主体となって工作などの青空ワークショップが行われており、
子供たちが代わる代わる楽しそうに遊んでいました。
いろいろと見回りながら歩いていると、
『フワァ〜』っと良い香りが…。
目に入ってきたのが「やたけん」と書いてあるリンゴ屋台!
茨城産の林檎「千秋」を使ったアップルティー。
林檎の風味が良く、とても美味しい!
ココロもカラダも温まります。
他にもアップルパイやマフィンなども販売しており、とても美味しそうでした。
やたけんとは大子町屋台研究会のことで、大子町の魅力を発信するために
屋台を使って特産品の新しい売り方を考えているグループだそうです。
この『屋台』は軽トラックの上にユニークな屋台を載せ、
賑わいを求めて大子町の複数の観光拠点や町の内外のイベントへと移動しながら
特産品のブランドPRをしています。
ただの屋台ではなく、デザインも入っていて、簡単に組み立てられて、片付けられる。
「どこへでも行ける」というコンセプトが素敵ですね。
この日、並んでいたメニューは奥久慈にある「りんご畑のレストラン リュタン」で
食べられるようですので、ぜひ訪れてみてください。
「リュタン」はりんご畑の中にある、奥久慈の食材にこだわったレストランで、
ガラスに囲まれた店内では、大子の美しい風景を堪能しながら食事が楽しめます。
今年度の「いばらきデザインセレクション2011」でも建築部門で選出されております!
さらに、私たちがずっとお会いしたかった「ゆたりや」のマルシェも発見!
お声掛けしたところ、この日のお店番の山本さんに快くお話を聞いていただき、
お店の前での立ち話で、大変短いご挨拶となってしまいましたが、
その中にいろいろなヒントがあったり、茨城の可能性を感じられたり、
物腰柔らかく、とても素敵な方でした。
また、ゆっくりお伺いします!
その後、同敷地内にある「茨城県陶芸美術館」へ。
ここでは「いばらきデザインセレクション2011」選定品の展示がされており、
食品から工芸、ファッション、建築まで一同に並びます。
ここで「デザイン巡り朱印帳」も配布しており、
このマップを使ってデザインセレクションのお店や酒蔵、工場、住宅などを巡れる企画が行われています。
私たちもスタンプを集めるべく、ここから「いばらきデザイン巡り」を始めます。
今後のレポートもお楽しみに!
Yoshiharu KOIKEDA
▶ ART DIRECTOR / DESIGNER
1978年生まれ、桶川育ち。文化服装学院流通専攻課程スタイリスト科卒。バイクで日本一周を敢行。2003〜2008年の間、イギリスに留学。LSC、Central Saint Martins College of Art & DesignでGraphic and Industrial Designを専攻。2008年に帰国後、シミコムデザインを設立。2011年にスーベニア・プロジェクトを始動。
Twitter:@shimicomdesign