栃木県南栃木市新波地区、400年前から続く農家で農薬・化学肥料を一切使わない農法で田中潔さんが栽培されているコシヒカリ「NIPPA米」のロゴをスーベニアプロジェクトが制作いたしました。
今年2年目の収穫を迎えたNIPPA米は、放射性物質の検査も不検出(ND)となり安心してお届けできるようになりました。
NIPPA米は肥料も地元の米ぬかや酒かすを使い、自作した醗酵肥料を使用し、有機JASで使える農薬も使わない無農薬栽培です。
<NIPPA米とは?>
NIPPA米(ニッパマイ)は栃木県南栃木市新波地区で栽培しているコシヒカリです。
安心で安全な美味しいコシヒカリを食べてもらいたい、地元の環境や農業を守りたいという想いで
平成22年度から無農薬、無化学肥料栽培に転換しました。NIPPA米という名前は旧新波村からとりました。 旧新波村は渡良瀬遊水池の北側に位置し、
いくつもの河川が合流する肥沃な土地で、狭い範囲ですが昔から美味しい米の産地として地元では知られていました。
行政区分の県や市や町と違い、村はその土地によった成り立ちをします。
昔の村の単位であれば安定した品質で米作りができると考えブランド化しました。
また、渡良瀬遊水池と周辺水田にはレッドリストに登録されている動植物もいることから、ラムサール条約登録への動きもあります。
<田中潔さんよりメッセージ>
400年前から続く農家で代々新波の土地を耕してきました。
先祖から受け継いだものを未来に繋ぐためにNIPPA米という名前で米作りをしています。
新波地区は昔から美味しい米が採れる、地元では知られた産地です。
農薬、化学肥料を一切使わないことで生き物を豊かにし力を引き出すことで稲を育てる環境創造型の農法です。
スーベニアプロジェクトではロゴをデザインさせていただいたほか、近日中に「NIPPA米」の米袋も新たにデザインし、独自のネットショップを構築して販売を始める予定です。
平成23年度の新米は「NIPPA米ブログ」に直接お問い合わせ、または、栃木の若手農家が立ち上げた「農援団」のサイトにて販売されます。
近々、「天日干し」のNIPPA米も販売されますので、ご期待ください。
Yoshiharu KOIKEDA
▶ ART DIRECTOR / DESIGNER
1978年生まれ、桶川育ち。文化服装学院流通専攻課程スタイリスト科卒。バイクで日本一周を敢行。2003〜2008年の間、イギリスに留学。LSC、Central Saint Martins College of Art & DesignでGraphic and Industrial Designを専攻。2008年に帰国後、シミコムデザインを設立。2011年にスーベニア・プロジェクトを始動。
Twitter:@shimicomdesign