東北地方太平洋沖地震後、福島県にある第一原発の損壊により放射能が漏れ出し、日本のみではなく世界中がパニックになり始めた。
小さな国から始まった大きな脅威。
今まで原子力発電に何の疑問を抱かず、東京電力が提供してくれる「電気」というモノに依存し続けていた。
それが、今回の震災が起き、大きなショックを受け、自分たちに何ができるのか考え始めた。
私たちは今まで『幸せな生活』=『楽』という考え方をしていたのではないか。
使用後の行く末も考えず、作りだすだけ作って、その瞬間の便利さだけ求めていた。
これでは、次の世代の子供たちに何を残してやることができるのだろう。
果たして、子供たちにとって幸せな未来が待っているのだろうか。
この大きな苦しい震災という出来事を機に私たちは今、自分のためではなく未来のために何ができるかを考えるべきであると思う。
まずは、自分のまわりにある未来に残したいモノとは何だろう。
日常品や食品でも未来に残すべきモノが薄れていってしまってはいないだろうか。
私たちSouvenir Projectでは、未来に残したい確かなモノを皆さんに伝えるべく活動していきたいと強く思う。
Mika KOIKEDA
▶ SALES MANAGER / PR
1984年生まれ、安曇野育ち。19歳の時にイギリスへ留学。London Institute Of Technology & Researchに通い約一年間海外生活を経験。日本の良さ・田舎の大切さを実感する。子どもたちに触れ合う仕事に就いたのをきっかけに、次世代の未来を考えるようになり、2011年スーベニア・プロジェクト立ち上げる。休日は東京に住みながらも自然がたくさんある場所に行こうとする傾向あり。