タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」

タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」

4月29日から5月5日までの5日間、益子陶器市が開催されました。

3月11日に発生した地震の影響で、窯が多く崩壊してしまい、今回の陶器市の中止も検討されましたが、毎年楽しみにしている人々の声、また活気が無くなりかけている震災後の街に元気を与えるため、例年より期間を短くし、開催に至りました。

タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」 田植え

益子は田植えの時期。
小川が流れ、蛙の声が聞こえ、あめんぼが水の上を泳ぐ、そんな穏やかな日本の田舎風景。

タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」 大震災の影響 タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」

しかし、多くの瓦屋根の家は一部の屋根が落ち、塀が壊れ、中には蔵が全崩壊しているところも。
作家さん達に話を聞くと、多くの窯元さんも被害に遭ったとか…。
地震の大きな爪痕を実際に感じました。

タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」 ヒジノワ タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」 ヒジノワ

朝9時半に着いたにもかかわらず、街はすでに多くの人で賑わいを見せていました。

まず私たちの目に入ってきたのは、駅から歩いて3分程のところにあるカフェ『ヒジノワ』。
古い日本家屋をリノベーションし、中はオシャレなギャラリーとカフェ空間。
そこではお店オリジナルのエコバッグを販売していました。

タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」 益子焼 タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」 益子焼&カフェ

整備された街中は、陶器の街と呼ばれるだけあり、多くの陶器屋さんが軒を連ねていました。
各店舗の店先では、楽器演奏が行われていたり、カフェを開いていたり、益子の名産物を販売していたり、街中に様々なアイデアが溢れていました。

また、広場や公園では、若い陶芸家が集まりブースを出す場が設けられており、現代のライフスタイルにより合うデザインの陶器が多く出展されており、伝統工芸である益子陶器が時代に沿った進化を遂げているのを感じました。

タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」 スターネット タビモノ 2011:益子 vol.1 「陶器市」 starnet

駅から少し歩きますが、自然豊かな環境に囲まれた場所に『starnet』はあります。
落ち着いた雰囲気のお店の中には、益子産の特産品、陶器、衣類、雑貨が並んでいました。
また、カフェも併設され、益子産の食材を使ったメニューは、どれも美味しそうでした。
東京の神田にもお店を構えるstarnetさん。
近日中には大阪店もオープンするとのこと。
益子の魅力を全国に広げる、素敵なお店です。

益子は今、古いモノと新しいモノが肩を並べる場所です。
お互いがお互いの良さを認め合い、益子を守っていこうとしている気がします。

一日、益子の街を散策し、陶芸体験をしたり、ゆっくりした時間の流れや人の温かさに触れてみてはいかがでしょうか。

 

【旅のモノ語り:2011.5.5】

スーベニアプロジェクト『Mika KOIKEDA』

Mika KOIKEDA

▶ SALES MANAGER / PR

1984年生まれ、安曇野育ち。19歳の時にイギリスへ留学。London Institute Of Technology & Researchに通い約一年間海外生活を経験。日本の良さ・田舎の大切さを実感する。子どもたちに触れ合う仕事に就いたのをきっかけに、次世代の未来を考えるようになり、2011年スーベニア・プロジェクト立ち上げる。休日は東京に住みながらも自然がたくさんある場所に行こうとする傾向あり。